NPB審判部でクルーチーフを務める佐々木昌信氏(51)が4日、西武-日本ハム戦で最後の塁審を務めた。

試合前には西武辻監督、日本ハム栗山監督と笑顔でフォトセッションを行った。入局29年目。日本シリーズは過去6度出場し、13年の楽天-巨人は第1戦で球審を務めた。オールスターも4度出場した。16年には史上64人目の2000試合出場を達成するなど、将来を嘱望されていた。関係者によると、今後は群馬・館林市にある実家の寺を継ぐ予定だという。球界から仏の道へ異例の転身で、第2の人生をスタートさせる。