ロッテ藤原恭大外野手(20)がCS初安打と初盗塁を決めた。

2回2死走者なし、追い込まれてから外角低めの変化球をうまくバットに乗せる技ありの中前打。続く清田の打席内では、二盗を成功。ソフトバンク甲斐の強肩をかいくぐった。

第1戦ではソフトバンク千賀の前に4打数無安打に抑えられていたため、記念すべきポストシーズン初安打となった。しかし、後続の安田が空振り三振に倒れ、点にはつながらなかった。

◆藤原恭大(ふじわら・きょうた)2000年(平12)5月6日、大阪府生まれ。大阪桐蔭では4度甲子園に出場。通算5本塁打を放ち、17年春、18年春夏の3度優勝。18年ドラフトで3球団競合の末、ロッテに1位で入団。19年の開幕戦で高卒新人では球団54年ぶりのスタメン出場を果たし、プロ初安打もマーク。今季推定年俸1500万円。181センチ、80キロ。左投げ左打ち。