阪神が15日、甲子園球場で秋季練習をスタートさせた。

矢野燿大監督(51)や新たに参謀役となった井上一樹ヘッドコーチ(49)が選手を前にあいさつした。新たなシーズンに向けて矢野監督は「休みは短かったですけど、今日から新たに2021年が始まるという気持ちでグラウンドに来ていますし、そのようなことを伝えました」と明かした。

両リーグワーストの85失策と明らかな課題もあるが、指揮官は積極性が重要になると強調。「シーズン最後にも(あいさつを)させてもらいましたけど、挑戦するとか、1歩前に出るとか。特にチームの課題としてエラーというのが出てますし。僕は特にこの練習で積極的ないいミスをすることが成長につながると思っている。エラーしないというのが1番じゃなくて、積極的にチャレンジしていくというのが1番でやっていこうというようなことを伝えました」と話した。