海外FAとなる資格を取得しているロッテ沢村拓一投手(32)が15日、ソフトバンクとのCSに敗退後、報道陣に対応した。今後について「終わったばっかりなんで、これからゆっくり考えます」と話した。

米球界関係者の話を総合すると、複数の球団スカウトが沢村獲得への本格調査を行っているという。

沢村は9月上旬に、9年間在籍した巨人からトレードで移籍。ロッテでは今季22試合にリリーフ登板し、0勝2敗13ホールド、防御率1・71の成績を挙げた。奪三振率は12・43。

14日のCS第1戦では最速159キロをマーク。第2戦も8回を3人で抑えた。「チャンピオンになることはできなかったですけど、毎日本当に充実してました。今は正直、悔しい気持ちの方が大きいですけど、終わったばっかりなんで」と話した。