オリックス中川圭太内野手(24)が7日、大阪市内でプロ2年目の契約交渉を行い、今季の2800万円から推定600~700万円減で更改した。ルーキーイヤーの昨年は、交流戦で新人では史上初となる首位打者(3割8分6厘)を獲得するなど即戦力の活躍を見せ、111試合の出場で2割8分8厘の成績。球団の新人最高昇給率となる300%の2100万円増を勝ち取った。

だが今季は打撃不振やケガに苦しみ、出場試合は45試合。打率1割4分6厘、13打点と不本意な成績に終わった。「(金額は)ご想像にお任せします」と答えた表情にも、無念さが表れた。復調を図るために2軍での調整も経験したが「(復調への)手応えがなかった。自分の実力のなさが一番です」と吐露。1年目のオフは単独での自主トレに取り組んだ。今オフは「内容は内緒ですが、心機一転、やり直したい」と極秘トレで再出発する。