日本ハムは22日、北海道・北広島に23年に開場する新球場・ボールパークの保有・運営を行う「株式会社ファイターズスポーツ&エンターテイメント」と、新エネルギー車のグローバルリーダーである中国・比亜迪の日本法人ビーワイディージャパン株式会社(BYDジャパン)が、23年開業予定のボールパーク「Fビレッジ」を共同創造空間とするための事業実現を目的とした、モビリティ領域における戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。

Fビレッジは、有事の際に機能する防災施設、地域の広域避難場所として、社会的価値を内包した街づくりを目指している。BYDジャパンとともに、グローバルな視野でクリーンエネルギーを活用した理想的なモビリティの在り方を模索し持続可能なライフスタイルの実践を目指していく。 今後実施される事案は6点あり、Fビレッジとつながる拠点間輸送においてのEVバスの導入や、Fビレッジ内の移動にEVカートを導入などが挙げられている。

川村浩二代表取締役社長(59)は「このたびのパートナーシップ締結は、地域に根ざした持続可能な社会を目指すわが社にとって、ボールパークにおける新たな価値提案に〓(繋の車の下に凵)がることと大変喜ばしく思います。新エネルギー車のグローバルリーダーであるBYD社と契約を結ぶことで、モビリティ領域の新たな考え方が、ボールパークを起点として全国に発信・波及されるものと確信しております。2023年開業に向け、クリーンエネルギーを活用して環境にやさしいのみならず、有事の際にも機能する理想的なモビリティを模索し、防災拠点としての街づくりも推進していきます」とコメントした。