楽天ドラフト1位の早川隆久投手(22=早大)が今年の初投げを行った。

7日、仙台市内の泉室内練習場での新人合同自主練習に参加。ウオーミングアップ、ダッシュ、ノック、キャッチボールなどで1時間程度、汗を流した。

年明け初めてとなったキャッチボールではドラフト4位の内間拓馬投手(22=亜大)とコンビを組み、約40メートルほどの距離をとった。「4日にシャドーピッチングで軽く動いていましたが、ボールは仙台で投げようと思っていました。5、6割のイメージでフォームと体のバランスを意識しました」とセットポジションから1球1球感触を確かめるように左腕を振った。

球を受けた内間は「本人は今年初めて投げたと言っていましたが、そうとは思えないくらいボールが来ていました。左ピッチャーで今までキャッチボールした人ではシュート回転する人が多かったのですが、回転がきれいで、球威もあったので正直びっくりしました」と感想を口にした。

明日も自主練習を行い、1日の休日を挟み10日から新人合同自主トレが始まる。「特にどこが悪いという感じもボールを投げていてなかった。もう1回変化球の感覚、指先の感覚をもう1回取り戻していければ。キャンプの時にはしっかりと投げられる状態に体を持っていくということが自分たちの合同自主トレの目的でもあると思うので、その目標を達成しながらキャンプインできればなと思います」と先を見据えた。