巨人は7日、ジャイアンツからFAとなっていたジャスティン・スモーク内野手(34)と来季の選手契約を結ぶことに合意したと発表した。推定年俸300万ドル(3億1500万円)の2年契約。背番号は「10」で、2月中に来日する予定。

スモークは左投げ両打ちで、メジャー通算196本塁打の強打者。メジャーの通算打率は2割2分9厘で、通算打点は570。昨季はブルワーズとジャイアンツに所属し、打率1割7分6厘、5本塁打、15打点だった。スモークは球団広報を通じて「ジャイアンツファンの皆さま、伝統あるチームでプレーできる素晴らしい機会を楽しみにしています。そして、日本一のジャイアンツのファンの前で、優勝に貢献できることを楽しみにしております。待っていてください!」とのコメントを寄せた。

打線強化を図る巨人は今オフ、リードオフマン候補としてDeNAから国内フリーエージェント(FA)権を行使した梶谷隆幸外野手(32)を獲得。新外国人として、韓国で通算124本塁打、メジャー通算96本塁打をマークした左の長距離砲のエリック・テームズ内野手(34)の入団も決定済みと、リーグ3連覇と日本一奪還に向け、積極的な補強に成功している。