阪神の新人合同自主トレが9日、兵庫・西宮市内の鳴尾浜球場でスタートした。注目のドラフト1位佐藤輝明内野手(21=近大)をはじめ、20年ドラフトルーキー9人が参加。午前9時半ごろにウオーミングアップをはじめ、キャッチボールなどで汗を流した。佐藤輝は午前中の練習メニューを終え「しっかりめに動いたので、(体に)いい張りがあります」と、充実した表情で話した。

矢野燿大監督(52)も視察に訪れており「壁にぶち当たってもまだ全然チャンスがある」と、訓示を受けたという。佐藤輝は「大学とかでも打てない時期とかはあった。それでもなんとか進んで、これからももっとでかい壁があるかもしれないですけど、それを乗り越えたい」と、指揮官の金言を受け止めていた。

新人合同自主トレは、基礎体力づくりがメインとなっている。アマNO・1スラッガーは「早く打ちたい」と、うずうずしていた。