阪神に新加入したチェン・ウェイン投手(35)が30日、甲子園の球団施設内で入団会見を行い、打倒巨人を誓った。主な一問一答は以下の通り。

-阪神ファンや甲子園のイメージは

チェン とても応援がすごい特別な感じを受けていました。敵チームとして甲子園のマウンドで投げている時はすごいファンが多くて、とても興奮した状態で投げていた印象があります。

-中日入りした時にスカウトだった大豊泰昭さんも中日、阪神でプレーした

チェン 米国以外は大豊さんと一緒の道を歩んでいる。一番違うのは、大豊さんはチームに貢献されていた。日本にいた時も大豊さんは私の憧れの存在である選手でしたので、その方と一緒の道を歩んでいけることを光栄に思っています。

-初めての関西

チェン (中日時代に京都出身の)吉見(一起)さんと話して、関西の人はおもしろいという印象を受けた。(コロナ禍で)チームのルールを守りながら、可能であればお好み焼きを食べてみたいです。

-古巣中日と対戦する

チェン すごい変というか、中日というチームは私にとって日本に入れたとても特別なチーム。立場は違って阪神タイガースにいるんですが、敵として対戦した時には手を抜く気はない。全力で向かっていきます。ナゴヤドームに立った時にはすごい特別な思いになると思いますが、臆することなく最大限の力を発揮していきたいと思います。

-台湾のテレビ局が阪神戦を母国で放映する

チェン 台湾でテレビ中継されることはめったにない機会です。日本に限らず台湾のファンにも自分の投げる姿を見せられるので、全力でやってきたいと思います。