藤浪、カッコええやん! 阪神藤浪晋太郎投手(26)がキャンプ初日の1日、ブルペンに入り108球を投げ込んだ。再挑戦中のワインドアップ投法に、矢野監督も「カッコよさ」を絶賛した。

長い腕で大きく振りかぶり、197センチの長身から投げ下ろす。ダイナミックだ。「良かった部分、悪かった部分あるので、今日反省して、また明日以降、やっていきたいと思います」。さらなる進化を目指し、セットポジションからワインドアップに取り組む。まだ試行錯誤中だが、その姿を指揮官は絶賛した。

「やっぱり、あっちの方がカッコいいんじゃないの。今はそういう投手が少なくなったから。しかもあれだけ体のでかい晋太郎が振りかぶるというのは迫力あるし、カッコいいなというのが印象」

矢野監督は前日1月31日の全体ミーティングで「カッコよくいこうぜ!」とナインに呼びかけた。魅力あるチームにするための合言葉だ。この日は「『カッコいい大賞』を毎日、決めていってもいいな」と取材の中で新たに思いついた様子。そうなれば、キャンプ初日は藤浪に決まりだ。

ブルペンではチェンジアップも試し「使えそうですかね?」とブルペン捕手にたずねるなど、向上心は尽きない。そんな右腕はこの日、午後にも再度ブルペン入り。感覚を確かめるように50球を追加した。投げ終えた頃には、ブルペンに沖縄の夕日が差し込んでいた。「初日は、キャンプあるあるですけど、ユニホームを着るとやっぱり疲れるので、気が張るというか。そのへんはうまく、考えてやっていけたら」。残ったのは充実感のある疲労。さらなる成長を目指すキャンプは、まだ始まったばかりだ。【磯綾乃】

○…矢野監督は「カッコいい大賞」の選出に乗り気だった。インタビュアーから「本日のカッコいい大賞は?」と問われると「結構、みんなカッコ良かったんですけどね。決めがたい」と絞りきれず。ただ、「毎日決めていってもいいな」とキャンプの新企画として採用する可能性がある。指揮官は前日1月31日の全体ミーティング後に「カッコ良くいこうぜ! 」をキャンプのテーマに掲げていた。

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