初の1軍キャンプスタートとなった日本ハム野村佑希内野手が1日、初日を苦笑いで振り返った。「初日は(練習内容が)きつくなると分かっていた。想定内でしたけど、きついです」。午前9時すぎにグラウンドに登場してから、ランチを挟み、日も暮れかかった午後4時半まで走攻守で肉体を追い込んだ。「きつかったなぁ。早く寝ようと思います」と振り返ったが、過去2年とは違う充実感にあふれていた。

同年代のライバルの存在を刺激にレベルアップを図る。今キャンプは新人野手3選手が1軍スタート。ポジションは違うが「打撃は負けたくない」と闘志を燃やす。切磋琢磨(せっさたくま)しながら打撃技術も向上させ、さらに課題の守備力も「明日から守備練習の量が増えていくのかな」と猛特訓が待っていることを示唆した。

すべては「開幕スタメンを目標に1軍で1年間、完走できるように」という目標達成のため。厳しさを乗り越え、主力への階段を上がるキャンプとする。

日本ハムニュース一覧はこちら―>

パ6球団のキャンプ中継ガイドはこちら―>