阪神藤浪晋太郎投手(26)が21日、練習試合・広島戦に先発し、3イニングを3奪三振2安打1四球で無失点と好投した。

1回は二ゴロ失策で走者を背負ったが、3人で3アウトを重ねる。2回は1死から5番松山に内野安打を許すも、6番大盛、7番林を2者連続三振に仕留めた。3回は先頭の8番石原に左前打を浴びた後、暴投も絡んで1死三塁とされるが、捕手梅野が飛び出した三塁走者を封殺。最後は2番羽月を遊ゴロに打ち取った。

21年初実戦となった7日の紅白戦は直球主体で2回を3奪三振1安打無四球で無失点。21年初の対外試合登板となった今回も最速156キロを計測し、変化球も交えてゲームを作った。開幕ローテ入りへ、前進を続けている。