阪神電鉄は15日、甲子園球場のレフトスタンドの外周エリアに「スコアボード型モニュメント」を中心とした新たな広場を設置したと発表した。また、株式会社大林組とネーミングライツ(命名権)契約を行い、広場の正式名称は「OBAYASHI-SITE」(略称「O-SITE」)に決定。甲子園球場の担当者は「野球開催日には、フォトスポットや待ち合わせスポットとしてにぎわう場所になればと思います。また、野球開催のない日には、甲子園歴史館と合わせて、ゆっくりと球場の歴史に触れていただくのもおすすめです」とコメントした。

「365日のにぎわいのある“ボールパークエリア”の形成」を目指した取り組みの一環として、居心地のいい空間を目指して植栽やベンチを整備。甲子園のスコアボードをモチーフとしたモニュメント、甲子園の過去を振り返るパネルなども設置されている。敷地境界のフェンスを撤去し、球場敷地内に行きやすくするなど、野球開催日以外でも人々が行き交う憩いの場を目的にしている。今後は、同広場でさまざまなイベントも開催される予定だ。