日本ハムのドラフト6位今川優馬外野手(24=JFE東日本)が“プロ1号”を放った。20日、イースタン・リーグ開幕戦の西武戦(鎌ケ谷)に「4番右翼」で先発。8回の第4打席。カウント2-2からの5球目、落ちる変化球をすくい上げ左翼席に運んだ。「何としても今日は、絶対打つと臨んだ」と有言実行のアーチを架けた。

原田2軍監督から「集中力があり、勝負度胸がある」との期待から、4番に抜てきされた。ベンチでは、精力的にチームメートに声をかけて盛り立てた。アマチュア時代から心掛けてきたことを、プロでも継続。「1人1人に声をかけてあげれば絶対、チームの雰囲気も良くなって、勝ちにもつながる」と信じている。

存在感を放つ3打数2安打1打点の活躍。全4打席で、初球のフルスイングを貫いた。「初球からフルスイングできる準備をしていかないと、1軍に上がっても結果は残せない。ずっと続けていきたい」と持ち味を貫き、一流への道を切り開く。