巨人ドラフト5位の秋広優人内野手(18=二松学舎大付)が、“プロ初安打”を放った。「4番指名打者」で先発出場。6回無死一塁、西武本田の初球スライダーを中前にはじき返した。2軍公式戦8打席目での初安打に「やっと1本出せて素直にうれしいです」と笑みをこぼした。続く8回1死の第4打席にも、初球スライダーを捉え右前打。マルチ安打とした。

球界野手最長身2メートルを誇る秋広は、オープン戦で快進撃。07年坂本以来となる球団高卒新人のオープン戦での安打を放つと、93年松井秀喜以来となるマルチ安打も決めた。開幕スタメンとなれば球団の高卒新人で59年王貞治以来の快挙だった。しかし、1軍投手への対応に苦しみ、19日に2軍降格となった。

2軍合流初日には室内練習場で阿部2軍監督からさっそくティー打撃の“特別授業”を受けた。スイング後、長い足を大きく開き、左膝を地面すれすれまで下げる“キツ~イ”体勢をキープ。時に「うわー!」と声を上げながらも下半身を使って打つことを体にたたき込んだ。小さくまとまらないことも厳命された。「『1軍のレベルの高い投手を見て小さくなってる』と言っていただいた。大きく構えるというか、懐を広く持つことでいろいろな球も対応できると思う。そこは意識してます」と、どっしりした構えから鋭いライナー性の2安打につなげた。

それでも満足している様子はない。「まだまだなので。4番を任させていただいている。もっと貢献できるように1歩1歩やっていきたい」。大きな可能性を秘めた超大型新人が、小さな1歩を積み重ねている。【小早川宗一郎】

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