昨季のセ・リーグ2冠王がついに目覚めた。

巨人岡本和真内野手(24)が、待望の1号2ランを放った。1回2死一塁での第1打席、広島野村の直球をバックスクリーン右へ運んだ。「まずは先制点をとれて良かったです。打てて良かった」と笑顔を見せた。

試合前の時点で今季は55打席に立ち、打率1割8分、0本塁打。レギュラーシーズン第1号までに56打席もかかったのは、18年のレギュラー定着後では最も遅いものとなった。

岡本和は昨季31本塁打、97打点で、自身初のタイトルを獲得。2年連続のタイトル奪取へ、巨人の4番がここから調子を上げていく。