決勝2ランを放ち、甲子園で1450日ぶり白星を挙げた藤浪晋太郎投手(27)と、昨年オリックスから移籍後初ホールドとなった小林慶祐投手(28)がお立ち台に立った。

藤浪は9日のDeNA戦後、佐藤輝の場外弾に「どん引き」と話しており、この日は自身の3年ぶりの本塁打について感想を求められた。「自分でも引きました(笑い)。入ると思わなかったので」と笑顔で答えていた。

 

2人のお立ち台は以下の通り

 

--藤浪投手、ファンはずっとこの瞬間を待っていた

藤浪 ありがとうございます。勝ち星を何とかリリーフに方につないでもらって付けてもらって良かったです。内容良くなかったですけど、勝ちをつけてもらったことに感謝したいと思います。

--良かったところは

藤浪 なんとか粘ったというか、全然良くなかったですけど、その中で粘ってゲームを作れたこと、しぶとく投げられたところが良かったと思います。

--後を受けた小林投手がナイスリリーフ

藤浪 自分がふがいないところで降りて、あの回投げきらないといけないところなんですけど、小林さんがカバーしてくれて感謝しきりです。

--小林投手、どんな思いでマウンドへ

小林 絶対0に抑えてやろうという気持ちでマウンドへ上がりました。

--外の真っすぐで見逃し三振。あの時の気持ちは

小林 0に抑えられて良かったです。

--6試合連続無失点

小林 やることは変わらないと思うので、継続していきたいと思います。

--タイガースのお立ち台は初めて

小林 ありがとうございます。

--甲子園のお立ち台は

小林 試合より緊張します。

--本拠地のファンにあいさつを

小林 まだ顔と名前を覚えられてない方がたくさんいると思うので、覚えてもらえるように頑張っていきます。よろしくお願いします。

--ブルペンから藤浪投手の本塁打を見ていたか

小林 打つと思っていました。

--藤浪投手、ホームラン打球速度161キロ、飛距離は131メートル

藤浪 めちゃくちゃ飛びましたね(笑い)。もちろんホームラン狙ってたわけじゃないので、ランナー2塁でしたし、何とかつなごうと思って。打ったのがたまたま入ったという感じです。

--低めの変化球を見逃した後のストレート。駆け引きは

藤浪 ピッチャーなのでたいしたことは言えないですけど、今日大阪のおばちゃんみたいなユニホーム着ているので、しぶとくいってやろうと、何とかしぶといバッティングをしてやろうと、それがいい結果につながりました。

--横浜では佐藤輝の本塁打を「どん引き」と。自身の本塁打は

藤浪 自分でも引きました(笑い)。入ると思わなかったので。

--甲子園ではプロ初本塁打

藤浪 ビジターではホームラン2本打ってたんですけど、甲子園でずっと打ちたいな思っていましたし、いい場面、ラッキーな場面で打てて良かったと思います。

--今日はサードユニを着用、着心地は

藤浪 着心地自体はいい。ちょっと奇抜なデザインですけど(笑い)。今日ウル虎の初戦で勝てたのでウル虎の日は絶対勝つ流れになればいいかなと思います。

--小林投手は千葉出身。このユニホームは

小林 僕が地味なので、ユニホームが派手でちょうどいいと思います。

--藤浪投手、甲子園での白星は1450日ぶり

藤浪 ここ数年成績もずっと良くなくて甲子園で全然勝ててなかったので、本当に甲子園、タイガースファンの前で本当に勝てて良かったと思います。

--今の藤浪投手にとって、甲子園はどんな存在になったか

藤浪 今まで甲子園はヤジが多くて投げにくいなとか、甲子園で投げるのが嫌だなと思った日もすごいあったんですけども、19年に1登板しかしていないですけどものすごい歓声いただいて、そのときから甲子園投げやすいなと思っています。甲子園大好きなのでこれからも頑張ります。