DeNAが19日、フェルナンド・ロメロ投手(26=ツインズ)と育成契約のケビン・シャッケルフォード投手(32=レッズ)スターリン・コルデロ投手(22=パドレス1A)の入団会見を行った。ロメロは最速161キロの直球と151~153キロの高速シンカーを武器とする右腕で、先発として期待される。

ロメロは来日時に空港で新型コロナウイルス陽性判定を受けたが、既に2軍の練習には合流している。「コンディションはとてもいい。すぐに1軍で投げられる。フィジカルもメンタルも準備できている」と自信を見せた。18年にはエンゼルス大谷と投げ合った経験がある。球速には「スピードは一番大事ではなく、アウトを取ることが大事。彼を追い越そうとは思わないが、99、100マイル(約159キロ、161キロ)を投げられれば」。得意のシンカーには「どのカウントでも同じように投げられるのが強み」と自信を見せた。

今後は2軍でイニング数を伸ばしながら数度登板し、1軍合流時期を決める。ブルペン投球を映像で見た木塚投手コーチは「バランスがよい。(1軍は)段階を追って。縮めることはできない登板間隔はある。1週間単位の話ではない」と見通しを語った。【斎藤直樹】

▽DeNAシャッケルフォード 状態はとてもいい。試合も問題ない。けがをしてから長い時間がたったが、いいチャンスを与えてもらった。日本でのプレーにわくわくしている。

▽DeNAスターリン 状態はとてもいい。日本はドミニカ共和国と違ってとても美しい。野球は球場もすべて違う。日本の文化とか言葉にも挑戦したい。

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