ロッテ井口資仁監督(46)が、日本ハム戦で決勝の3号ソロを放った山口航輝外野手(20)の魅力を語った。「彼の持ち味は長打力。引っ張って打つより、ああやって流して打った方が、彼の中ではいろんなバリエーションが増えると思いますし、どの方向でもホームランが入る」と逆方向への長打力を挙げた。

出塁率の高さも評価した。打率は1割8分9厘と苦しむが、出塁率は3割8分8厘をマーク。この日も2四球を選んだように、規定打席に未到達ながら、四球は12を数える。「選球眼がいい選手ですし、出塁率も高いので、あそこの打順で打たなくてもつないでくれる、というところはある」と話した。

高卒3年目の20歳。安田らとともに、将来的には主軸で期待される。「レギュラーの中では、まだまだ経験値は一番少ない選手。どんどん、肥やしにしてやっていってほしいです。しっかりと今は一塁を守ってくれていますので、最後まで守れるように自分自身でしっかりと守ってほしいと思います」と期待を込めた。

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