阪神の新外国人メル・ロハス・ジュニア外野手(30=韓国・KT)が、タテジマデビューし、来日初安打となる2点適時二塁打を放った。「3番指名打者」で先発出場。5回1死満塁の第3打席で、ソフトバンク中村亮の高め143キロ直球を捉え、2点適時二塁打。7回に代打奥山を送られ途中交代し、この日は3打数1安打2打点だった。

第1打席(左打席) 初回1死一塁、ソフトバンク東浜相手に2ストライクから3球見極めるも、その間に一塁走者の島田が盗塁死。最後は144キロシンカーを見逃し三振。

第2打席(左打席) 4回1死走者なし、東浜相手にフルカウントからファウルで粘るも、142キロシンカーに空振り三振。

第3打席(左打席) 5回1死満塁の好機、ソフトバンク中村亮を相手に、2ボールから高め143キロ直球を捉えて、右中間へ2点適時二塁打。来日初安打をマーク。

ロハスは昨年韓国リーグで47本塁打、135打点の2冠でMVPにも輝いた両打ちのスラッガー。前日20日に2軍練習に合流したばかりだが、試合出場へ強い意欲を見せており、早期の初実戦となった。