オリックスのタイラー・ヒギンス投手(30)が27日、出場選手登録を抹消された。前日26日に大阪市内の病院でCT、エックス線、MRIによる検査を受けた結果、「椎間板性腰痛症」と診断されたため。

ヒギンスは守護神として期待されていたが、ここ最近は逃げ切りに失敗するケースが目立っていた。18日のロッテ戦(京セラドーム大阪)では2-1の9回に登板したが、先頭からの連続与四球で無死一、二塁のピンチを招き、2点を失って敗戦投手に。25日日本ハム戦(札幌ドーム)も4-3の9回、先頭の近藤に同点弾を浴び、引き分けに持ち込まれた。ここまで9試合に登板し、0勝1敗2セーブ、防御率6・14と守護神としては安定感を欠く成績だった。

代わって山崎颯一郎投手(22)が、プロ5年目で初めて1軍に昇格する。ロングでの救援を務める予定だ。