中央学院大が、7回コールドで城西国際大に先勝した。

相手のミスを逃さず、2回と5回に5点ずつを奪うなど打線がつながり、2本塁打を含む14安打で11点を挙げた。

0-0で迎えた2回無死一塁、「7番・指名打者」でスタメン出場の秋広涼太内野手(4年=二松学舎大付)が左前打を放ち、先制のチャンスを広げた。「逆方向を意識して、しっかり対応できました」と振り返った。

この日は4打数2安打と結果を残したが、今春リーグ戦は「ぼちぼち。調子は少し悪いです」と明かした。

弟は、身長2メートルの巨人・秋広優人内野手(18)。オープン戦では07年坂本以来の高卒新人安打に、93年松井秀喜以来のマルチ安打&打点など連日アピールし「刺激を受けました」。最近は、イースタン・リーグの試合もチェックしている。「早く1軍で見てみたいなと思います」と期待する。

身長185センチの兄も、リーグ連覇に向けて負けられない試合が続く。チームの勝利に加えて「初めてのベストナインを狙いたい」と目標を掲げた。