ソフトバンクはロッテに敗れ、3位に転落した。15年以来6年ぶりの6カード連続で勝ち越しなしとなり、工藤監督は「すべてに対して油断してはいけない。戦いにおいては隙を見せた方が負けると思っているので。隙のない野球を目指していくのがホークスの野球」と悔しそうに振り返った。

火曜日が悩みの種となっている。「週頭」の先発投手に勝ち星が付いたのは、4月6日日本ハム戦の千賀までさかのぼる。今季初めて武田が火曜日の先発を務めたが、初回に先制されると、レアードに2打席連続本塁打を食らうなど7回4失点。悪い流れを変える快投とはならなかった。

この日は「ルーフオープンデー」として、屋根を開けて試合を開催するイベントの予定だった。だが試合前練習中に想定外の雨が降り込み、イベントは中止。左翼スタンドに陣取ったロボット応援団の「ペッパー君軍団」にも影響が及んだ。雨水によるショートサーキットの恐れがあるため、大事を取って演出を取りやめた。電源を切ったペッパー君たちは、なんだかションボリしているようにも見えた。【山本大地】

▽ソフトバンク武田(7回4失点で2敗目)「調子が良くない中で、序盤からなかなかリズムに乗ることができず、流れを相手に渡してしまった。カード初戦の大事な試合を任せてもらい、チームに勢いをつけたかったが、期待に応えることができなかった」

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