西武が楽天に敗れ、開幕から8戦連続勝利なし(6敗2分け)となった。4回に山川穂高内野手の3号2ランで先制するも、直後に今季初先発のザック・ニール投手が崩れ逆転を許した。球団史上、同一カードでは阪急に開幕11戦連続未勝利(9敗2分け)だった79年以来の不名誉記録となった。前夜に続く先制直後に追いつかれる展開に、辻発彦監督は課題を口にした。

-1点差惜敗

辻監督 やっぱり2点取った後にあそこ、試合の流れからいったらあそこ抑えないとね。先頭バッターのフォアボールだから、嫌な予感、ああいう風な形になるというところ。それより3点目は仕方ないとしても、4点目はね、ランナーなしになったところで抑えてくれればと思ったけど、その4点目がやっぱり痛かったね。

-ニールが初先発

辻監督 まずまず良かったと思いますよ。ただあの回だけは、インコース、外、右のインコース投げたのがやっぱり引っかかって、真ん中甘いところに。まあ甘いところだったね、打たれたのは。球威がそんなある方じゃないからね、それでもしっかり頑張って投げてくれてたんだけど、あの回だけだったね。

-則本昂相手

辻監督 やっぱりいい投手だからそんな取れないから、終盤にこうなるということは。ずっと攻めて、少しずつ球威が落ちてチャンスはあったんだけど、まあそんなもん、あんなもんでしょ。

-楽天に勝てない

辻監督 余計な、さっき言ったような4点目、という余計な1点を与えた。試合の流れからいったら先取点取ってよしというところの逆転劇だから、そこをどうにかなくしていかないとね。死に物狂いで点とった後、0点に抑える。これがうちの今課題だと。結構取られるからね。

-対楽天戦勝利が遠い

辻監督 そうだけど、まあ、次は勝ちます。

-今井がベンチ入り

辻監督 いや、ニールに早い回アクシデントない限りは投げさすつもりはなかった。

-次は先発?

辻監督 当たり前、先発。大事な先発なんだから。