<西武2-8ソフトバンク>◇18日◇メットライフドーム

ソフトバンク柳田悠岐外野手(32)が4試合ぶりの8号2ランを放った。初回2死一塁で、初対戦となる西武ダーモディから右中間へ豪快な先制弾だ。「自分のスイングをすることだけを考えた結果、たまたま入った。しっかりいいスイングができたと思います。先制となる1本を打つことができて良かったです」。軽やかにダイヤモンドを1周し、笑顔でベンチの仲間に迎えられた。

通算194本塁打で、メットライフドームでは19本目。球場別では、本拠地のペイペイドームを除けば最も本塁打を記録している。18年のクライマックスシリーズではMVPの活躍もあった。一塁側選手サロンに常設される駄菓子が楽しみで「ベビースターが一番」と話す、好相性の地だ。

柳田が4番に入った9日からは4勝1敗2分け。主砲のバットがチームを勢いづける。

▽ソフトバンク今宮(5回に左前適時打など2安打2打点)「何とかランナーをかえそうとその気持ちだけでした。スライダーをいいポイントでとらえることが出来た」

▽ソフトバンク川島(5回に右越えの適時二塁打)「最近打てていない健太(今宮)が打ったので、同じく打てていなかった僕自身も打たないといけないと打席に入りました。打撃で悩んでいた2人で、打撃の話し合いをしていた成果が出て良かった」