首位阪神がコロナ禍に巻き込まれた。広島の選手ら10人が新型コロナウイルス陽性反応を受けた影響で、21~23日に行われる予定だった広島-阪神3連戦(マツダスタジアム)は延期となった。

広島入りしている阪神ナインはこの日、マツダスタジアムで練習を行い、帰阪となる見込み。前日20日ヤクルト戦(甲子園)も雨天のため中止になっており、19日の試合から中5日と実戦から遠ざかり25日ロッテ戦(甲子園)からのセ・パ交流戦に突入する。

広島は前日20日、新たに鈴木誠也外野手(26)、羽月隆太郎内野手(21)ら7人が新型コロナウイルスの陽性反応を受けた。17日に陽性と判定された菊池涼介内野手(31)ら3選手と合わせて10人の陽性者が出ている。

このことから「感染拡大防止の観点や管轄保健所と調査を進めながら対応を協議するため」に延期を決め発表した。