張本勲氏(80)が30日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にリモート出演。28日に行われた日本生命セ・パ交流戦の西武戦で初の1試合3本塁打を放った阪神のドラフト1位佐藤輝明内野手(22)について語った。

「いいバッター入ってきたね。おそらくひとつ直せば歴史に残るバッターになる。足を上げるのか上げないのか、はっきりしないとタイミングが取りにくい、だから三振が多すぎる。66というのは群を抜いている。ホームランバッターの宿命だけれどもね。タイミングがうまく取れれば将来、三冠王も考えられる。いいバッターになってくれたらいいけどな。楽しみだ」と期待した。3本塁打放った事についての“天晴れ!”をあげないのか聞かれ、「いや~まだ、終わってからあげよう」とお預けに。しかし「その瞬間は天晴れだがシーズン長いから」と語った。

佐藤輝は2回に先制の11号ソロ、6回は12号ソロ、そして9回に決勝の13号3ラン。新人では史上4人目、巨人長嶋以来という快挙となった。