巨人が1イニング3発の本塁打攻勢で試合をひっくり返した。3回までは楽天則本昂にわずか1安打に抑えられていたが、1点を追う4回に打線に火が付いた。1死から25日の同戦で4安打を放った吉川が中前打。続く岡本和が内角低めボール気味のチェンジアップをすくい上げ、左翼席への逆転2ラン。2死一塁からは若林が初球を右中間へ2ラン。続く大城も初球をバックスクリーン右へ運んだ。

4月27日ヤクルト戦(ウィーラー、梶谷、岡本和)以来今季2度目の1イニング3発。坂本、梶谷を欠く巨人打線が楽天則本昂を4回でマウンドから引きずり降ろした。

▽巨人若林(4回2死一塁、右中間へ2号2ラン) 「前の打席で後手に回ってしまったので積極的にいこうと思っていました。思い切ってスイングができ、手応えも良かったです」

▽巨人大城(4回2死、2者連続の5号ソロ) 「いい流れを作ってくれたので、自分も初球から思い切って振っていくことができた」