1部最下位の武蔵大が、入れ替え戦で先勝した。先発の山内大輔投手(4年=東海大菅生)は、7回を2失点に抑えた。山口亮監督は「うまく試合をつくってくれた。勝ち切れたことはよかったです」と振り返った。

打線がつながり、17安打を放って7得点。攻撃について、監督は「あれだけ打っていたら、もっと攻めないと。残塁が多かった」と反省点を挙げた。

1部残留へ、選手の気持ちが高まっていた。入れ替え戦の前には、同じ会場で優勝決定戦の1回戦が行われ、桜美林大が東海大に勝利した。頂点を決める1戦に臨む両チームは、ともに1部で戦った相手。東海大からは、2勝を挙げた。「僕らも、あの舞台に立てる可能性があった」という気持ちが、選手を奮い立たせたという。

30日の明星大戦に勝利すると、1部残留が決まる。