阪神2年目左腕及川雅貴投手(20)が、中学時代に中前安打を打たれた西武森友哉捕手(25)からプロの舞台でアウトを奪った。

2番手で3回途中から登板。4回無死一塁で対決。2球目に梅野が捕逸し、走者が二塁へ進むが、2ボール2ストライクからの5球目、得意のスライダーでボテボテの投手ゴロに打ち取った。

及川はスーパー中学生と呼ばれていた中学3年時にTV番組の企画で森と対戦。当時の直球は130キロ台で、森には変化球をとらえられ中前安打を許していた。19年ドラフト3位で指名され、球団から指名あいさつを受けた際に「(15歳で)対決した時に、西武ライオンズの森友哉選手に(中前打を)打たれてしまったので対戦したい」と話していた。

昨年は交流戦は中止で、自身も1軍登板はなかった。2年目で1軍昇格をつかみ、リベンジを果たした。