巨人は8日、原辰徳監督(62)、阿部慎之助2軍監督(42)、坂本勇人内野手(32)、丸佳浩外野手(32)、菅野智之投手(31)、OBで現米マリナーズ特任コーチの岩隈久志氏(40)の6人が紺綬褒章を受章することになったと発表した。

6人は昨年4月、新型コロナウイルスの医療現場支援のために各1000万円を東京都に寄付したことから東京都の推薦を受けていた。

原監督は「このような褒章をいただき、光栄に思います。世の中のため、そして国のため、できる範囲で少しでも力になりたいと思い、寄付をさせていただきました。プロ野球はファンの皆さま、そして日本社会に支えられています。今後も世の中のために自分たちに何ができるのかを考えながら、野球に取り組んでいきたいと思っています」とコメントした。

なお巨人は今季も原監督、菅野、坂本らの呼びかけで、全選手、コーチ、スタッフらから総額2859万円の募金を集め、2月12日に「全国コロナ医療福祉支援基金」に寄付。キャンプ開催地の宮崎市、那覇市と沖縄県の3自治体に各500万円が贈呈された。