阪神、巨人の新たなライバル関係の誕生は「宿命」だった?

四柱推命鑑定師の貴月紅妃(きづき・こうひ)さんが、阪神の怪物ルーキー佐藤輝明内野手(22)と、巨人の4番岡本和真内野手(24)について鑑定し、判明した。2人の性質は正反対ではあるものの、宿命のようなものが導き出されたという。独走の矢野阪神は18日から2位巨人を甲子園に迎えて3連戦を戦う。両軍の若き大砲対決にも注目だ。【取材・構成=星名希実】

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-佐藤輝はどんな人

「甲(きのえ)」に生まれた「身旺(みおう)」の命。大木になろうとする大きな「木」の星です。性格的には、伸びていく気持ち、向上心が強く、好奇心旺盛。束縛など締め付けが嫌いなタイプで、自分の意思を尊重しながら、伸ばしてくれるという指導方針が好ましいです。生年月日の中に運の強い星を持っていて、それが大物ルーキーとしての仕事に反映されています。たとえ傷ついても必ず芽を出すメンタルや生命力の強い人。

-岡本は

「戊(つちのえ)」に生まれた、こちらも身旺の命。内面に炎を持っています。「山」の身旺の命。おとなしいように見えるけど、すごく情熱的で負けず嫌いで熱い男です。自分の感情を表に出さず寡黙なのは、取り乱してはいけないと理性を持って抑えていると思います。

-2人の運気は

佐藤選手は、22歳から運勢が強くなりすぎることによって「期待に応えなくては」という思いが、自分自身の中で過剰になる面もあって、2年目のジンクスもあるかもしれません。自信過剰からの失敗、焦り、周囲の雑音、おだて、あおり、そして美女の誘惑に注意。岡本選手も22歳から、巨人の4番という責務を背負った重さみたいなもので、ちょっと伸び悩んでいるという状況に入っています。

-2人の関係は

力の強さもまあまあ同格で、巡ってくる運の厳しさも同じ。お互い「相剋(そうこく)関係」。木(佐藤輝)は土(岡本)へ影響を及ぼしにいくし、土は影響されないように、山は崩れないように頑張ろうとする。いいライバル関係になるのでは。ライバル同士ですが、境遇、歩む道がよく似ています。佐藤選手が将来の4番になったら、宿命的な対決、因縁みたいなものがあるんじゃないかと思います。パワーフードも同じで、すっぽんです。

-ラッキーカラーは

佐藤選手は赤。木は太陽の光に向かって伸びていくものじゃないですか。太陽の光の色というと赤。勝負パンツは赤をオススメします。岡本選手は山の星だけど、火山のような山で、噴火したら自分を見失う。冷静沈着になってほしいので、黒です。

-岡本から佐藤輝はどのように見えていますか

寡黙な岡本選手は派手にするより地道にコツコツする方が好き。佐藤選手の華やかなパフォーマンスは鼻につくと思います。

-佐藤輝へのアドバイス

人の期待に応えようと思って、頑張りすぎて空回りするときがあるので、オン、オフの切り替えでリラックスするような、自律神経のバランスを整えることは必要かなと思います。

-岡本へのアドバイス

4番のプレッシャーはとにかく寡黙に頑張るしかない。結果で表すしかないって感じ。大砲を打ったらすっきりしていくというのがあるので、つらいだろうけど、結果を出す以外に方法がないと思います。

◆貴月紅妃(きづき・こうひ)四柱推命、手相、タロットなど。日刊スポーツ紙面では10年のヤクルト高田繁監督(当時)辞任を的中。12年ドラフト会議では当時の阪神・和田豊監督が開運グッズなどの意見を取り入れ、4球団競合の藤浪晋太郎を引き当てた。