日本プロ野球選手会は17日、日本野球機構(NPB)と事務折衝を行った。

00年から導入された代理人制度の実用性を高めるため、球団に提出するアンケートへの今月までの回答を要望。1週間で2連戦×3カードで3回の移動が伴う日程編成や、ナイター翌日に行われる土曜日のデーゲームが午後2時開始が多いことへの改善も求めた。出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させる制度の現役ドラフト(仮称=ブレークスルードラフト)はこの日は話し合わなかった。森忠仁事務局長は「球団側が今年もコロナの状況なのでやるのは厳しいと言っているが、できるだけ早くやりたいので、話し合いはさせてもらいますという状況。ある程度去年の段階で決まっていた時期とかは白紙でもいいのかなと思っている」と話した。