西武辻発彦監督(62)が、3試合連続失点中の宮川哲投手(25)に闘魂を注入した。ロッテ戦の試合前練習後、ベンチに引き揚げる宮川を近くに呼び寄せ、肩を抱きながら、声を掛けた。

前夜のロッテ戦では3点差の8回に投入したが、先頭のマーティンに四球。代走の和田をけん制死で1アウトを奪ったが、中村奨にソロを浴び、四球と内野ゴロで2死二塁とされ、代わった佐野が安田に5点目の適時打を浴びた。

前夜の試合後には「自分で乗り越えるしかないからね。そういうピッチングをしていると、試合の中で使われるポジションが変わってくるんだから。それは、考えます」と奮起を期待。この日は直接自らの言葉で背中を押した。