阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、今季21度目のマルチ安打を記録した。

まずは、2回1死無走者の第1打席。追い込まれてから中日大野雄の148キロ直球を捉えると、打球は左翼へぐんぐん伸びた。左翼フェンスの最上部に直撃し、佐藤輝は二塁へ到達。矢野監督がリクエストを要求したが、判定は覆らなかった。

バンテリンドームはフェンスの上に黒のラバークッションが設置されており、クッションに打球が当たった場合は本塁打となる。今回はそのラバークッションのすぐ下に直撃する特大二塁打となった。その後糸原の適時打で生還。梅野も適時打で続き、大野雄から2点を先制した。

9回2死の第4打席では、フルカウントから谷元の変化球を捉え右前打とした。

中日戦はこの試合前までカード別最低の打率1割3分。バンテリンドームでの安打は、4月27日に大野雄からの7号ソロのみだったが、2安打で存在感を見せた。

阪神ニュース一覧はこちら―>