首位阪神が5位DeNA相手に今季初の同一カード3連敗を喫した。2位巨人とのゲーム差は最大8差から2・5差にまで縮まった。矢野燿大監督(52)の試合後の一問一答は以下の通り。

-DeNA打線の4発の本塁打攻勢に押された

ホームランで点を与える場面が多かったんでね。流れが向こうに持っていかれたかなっていうところで。初回の攻防というのが、勝負を分けたものになったのかなと思います。

-先発秋山が珍しく3発を浴びた

それは勝負にいっている中なんで。そういうことも起こりえますけど。でも秋山らしく粘るっていうことができなかったっていうことじゃないですか。

-今季初の同一カード3連敗

シーズンのなかではいろんなことがあると思いますし。よくない、こういうときもね、あると思うんで。それはしっかり受け止めて反省して、どう前に進んでいくかっていうことが一番大事だと思っているんで。チーム全体で、また火曜日からしっかりやっていきます。

-この3連戦は1万5000を超える大観衆

こういう状況の中でも、応援に来てくれるお客さんにも感謝していますし、だからこそ僕たちらしい戦いを見せたかったんですけど、なかなか思うようにいかなかったので、すごく残念ですけど。やっぱりたくさん来ていただけるというのは僕らもうれしいことなんでね。そういう気持ちを持って戦いました。

-初回、大貫の立ち上がりを崩せなかった

あそこで1点でも返しとくとゲームの中の流れも全然違う形になったと思うし、振り返るとやっぱりそういうところが、どっか原因というか、負けた要因というのはあるんでね、それが1つのものになってる部分もあるかなと思う。

-大山のところにチャンスが回ってくる。

そら4番やからチャンスで回るところに置いてるんでね、そら回ってくると思うし、まあ、そこでかえせないっていうのが、負けているとこではね。そうなってしまっているので、何とかそこを、大山自身も頑張っていくっていうのもあるし、チームもカバーしていくっていうのもあるし、ピッチャーが頑張るっていうのもその1つやし、そういうのは全体でやっていきながら、悠輔がこの悔しさをどうしていくかということが一番大事かな。

-佐藤輝が8回に16打席ぶりの安打

何もないよりは、1本出て、また気分も違いますしね。切り替える1本になってくれたらいいなと思います。(調子の)波をどう小さくしていくいかというところがね。これからの課題にはなってくると思う。

-巨人も迫ってきているが、踏ん張りどころか

踏ん張りどころはどこでも踏ん張りどころは来るし。毎日、毎日、勝てば大きいし、負ければ嫌な思いにもなるし、それはずっとそうなんだけど。巨人がずっと調子良いというのは分かっているんでね。でも巨人を戦っていない時に負けさすことができないんで、自分たちがどうするかしかできないんで。そっちを考えていく方が大事かなと思います。