侍ジャパンに追加招集された日本ハム伊藤大海投手(23)が、球団の新人では史上初となる6戦6勝でチームトップとなる今季7勝目を挙げた。

東京五輪前、シーズン前半戦最後のマウンドで快投を披露した。許した安打は1回藤原に打たれた遊撃内野安打1本のみ。2回以降四球を与えて走者こそ出したが、要所を締める投球をみせた。直球と変化球のコンビネーションでロッテ打線に的を絞らせず、三塁を踏ませなかった。

7回を投げプロ入り後最多の121球。7奪三振無失点の好投だった。

日本ハムの新人6連勝は87年8~10月に10連勝した西崎以来だが、6戦6勝は球団史上初となった。

試合後のヒーローインタビューは次の通り。

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-自身最多121球を投げて7回無失点、投球を振り返って

どうしてもやっぱりもう1イニング、もう1イニングって考えた時に、無駄なフォアボールだったりそういうのがまだ課題としてあるので、そういう部分を次につなげていきたいと思います。

-打たれたのは内野安打の1本だけ、今日のピッチングよかったところは

先頭打者をしっかり切れていたというところと、テンポよく投げられたのがいいところだったのかなと思います。

-今日が前半戦最後の登板、ここまで7勝、直近では6連勝、前半戦を振り返って

ほんとにまだまだ野手に勝たせてもらってばかりなので、自分自身でチーム勝たせられるように、これからも頑張っていきたいなと思います。

-先日、侍ジャパンへのメンバー入りが発表された、オリンピック、シーズン後半戦へ向けてファンへメッセージを

オリンピックに行ってしっかり成長して、また帰ってきてチームを勝たせられるように1球でも多く投げたいと思います。