阪神井上広大が逆転の6号3ランで勝利を導いた。4番右翼で出場したウエスタン・リーグ広島戦(鳴尾浜)。2点を追う5回1死一、二塁。広島床田の初球、低めのスライダーを右中間にはじき返した。

「昨日、特打したときに、日高コーチから足で踏ん張ることを言われた。その意識の中で結果が出た」と逆方向への1発を振り返った。3安打4打点の景気づけで、15日はフレッシュオールスターに「5番左翼」で出場する。「空振り1つでも、お客さんから拍手をもらえるように」とフルスイングを誓い、「最優秀(選手賞)取りたいです」と気合十分だ。

▽阪神小野寺(適時三塁打で2打点。フレッシュ球宴に3番DHで出場)「最年長(23歳)として、楽しくできるように。ホームラン打ちたいですね」

▽阪神岩田将(プロ初登板で1回1安打、1奪三振無失点)「(昨秋手術した左肘の)痛みもなく投げられた。投げられたのが一番うれしいです」