古参の日本ハムファンにとって、背番号「39」のレジェンドとなれば、1980~83年に在籍したトニー・ソレイタではないだろうか。「サモアの怪人」の異名で、知っている人も多いだろう。68年にヤンキースでメジャーデビュー。80年に来日すると、いきなり1年目でプロ野球記録に並ぶ4打数連続本塁打を2度も記録するなど、中軸として活躍した。

翌81年には4番を打ち、打率3割、45本塁打、108打点で本塁打王と打点王の2冠を獲得。19年ぶりのリーグ制覇に貢献した。4年の在籍で、155本塁打、4年連続30本塁打以上と超優良助っ人だった。

95年から引退する05年まで背負った島田一輝は「ビッグバン打線」の中核を成した強打者で、「アオレンジャー」担当としてもファンに愛された。

最近では、日本一となった16年に先発として活躍し、新人王を獲得した高梨裕稔(現ヤクルト)が印象深い。