阪神岩崎優投手(30)が、今季初めて9回のマウンドに上がり、1安打無失点で今季初セーブを挙げた。

侍ジャパンとして東京五輪で金メダルを獲得してから初登板。3点リードの9回にマウンドに上がった。先頭の林はスライダーで泳がせ二ゴロ。続く西川には初球を中前に運ばれ暴投で二塁進塁を許したが、代打上本を直球で遊ゴロ。最後は「あと1人」の拍手が起こる中、代打松山を139キロ直球で見逃し三振に仕留めた。

守護神スアレスが、一時帰国した影響で現在調整中。後半戦開幕は「8回の男」だった岩崎が、代役守護神を務めることになった。いつもと違う持ち場でもしっかり仕事を果たし、梅野らナインとグラブタッチで勝利を喜んだ。