阪神がDeNAに勝ち3連勝を飾った。佐藤輝明内野手(22)は今季2度目の1試合2発となる21号ソロ、22号ソロを放つなど3安打3打点と活躍した。先発青柳晃洋投手(27)は6回2失点で9勝目。矢野燿大監督(52)の試合後の一問一答は以下の通り。
-先発青柳は粘って青柳らしい投球
ヤギがよく粘って、同点で止めてくれた。最後の1イニング(6回)も行ってくれたことが大きい。久しぶりやけど、いい投球をしてくれた。
-佐藤輝がいいところで価値のある2発
まあ1本目がね、横から見ていてもすごくうまく打てたなというね。攻められるところ(内角)を打てたというのが、もう1本のホームランにもつながった可能性もあると思う。今日は中身の濃いホームランだったかな。
-ファウルを打ちながら打てる球を待てた
いい打者はやっぱりそうなっていくよね。打ち方がよければファウルにもなっていくし。打てるボールが1打席の中で来るときもあれば、自分で引っ張り込んで行かないとだめだから。そういうところでは、もちろんアイツの中で大きな魅力だし。俺もそれに何の異論もないけど。やっぱりボールを振り過ぎちゃうと自分のペースに引き込めないから。決めにいくボールをファウルしていくと、バッテリーは苦しくなって、粘ってヒットというの出てくる。これからアイツが成長していく上ではそういう打撃は必要になってくる。
-田淵さんの記録に並んだ
大先輩の記録に並んだっていうのもすごいし。まだまだゲームあるんでね。30っていう目標も見えてくると思うし。もっともっと打ってもらいたい。
-復帰のスアレスはひと安心
もちろん、違和感というかね、久しぶりやから、そういうのはあるにしても、スアちゃんがいるというのは全体のブルペンの中で大きい。いてくれると安心感というのは増すんで。
-8回の攻撃は選手個々が仕事をした
海(植田)がまずあそこでプレッシャーかけたのは大きかったし、拓夢(中野)が追い込まれてからあの低め(のボール)で(走者を三塁に)進めたのもすごく大きい。それぞれが持ち味を出していい攻撃でした。