広島が集中攻撃で4点差を一気に逆転した。0-4の6回、菊池涼の8号ソロを口火に連打でチャンス拡大。相手の失策に小園、鈴木誠の連続適時打で同点に追いつくと、1死二、三塁から代打松山が右翼に勝ち越し犠飛を打ち上げた。佐々岡監督は「菊池の1発で試合が動いた。つないでつないでビッグイニングになった。いい点の取り方だった」と攻撃陣をたたえた。

▽広島菊池涼(逆転の口火を切る8号ソロ)「打ったのはスライダー。まず1点を返すことができて良かったです」

▽広島鈴木誠(6回に同点の左前適時打)「みんながいい流れでつないでくれたので、ランナーをかえすことができて良かったです」

▽広島松山(同点の6回1死二、三塁から代打で出場し、決勝の右犠飛)「とにかくあの場面は絶対に1点ほしかった。前に飛ばすことだけを考えていた」