阪神西勇輝投手(30)が通算100勝をかけてマウンドに上がり、6回3失点と粘投した。しかし2-3と1点ビハインドの7回に代打を送られ、勝ち投手の権利なく降板となった。

序盤に味方打線が西勇を援護した。2回2死からメル・ロハス・ジュニア外野手(31)の5号ソロで先制。さらに3回にも1死一、二塁から中野拓夢内野手(25)の内野安打と相手守備が乱れる間に1点を追加した。

しかし2-0とリードの3回2死一塁から西川龍馬外野手(26)の左翼線への適時二塁打で1点を返された。4回にも無死二塁から坂倉将吾捕手(23)の右前適時打で同点にされた。その後1死二塁としたが、菊池涼介内野手(31)の中越え適時二塁打で勝ち越しを許した。5回、6回とゼロで抑え、味方の反撃を待った。7回に代打を送られ逆転を信じたが、援護はなかった。

6月18日巨人戦(甲子園)に7回1失点で99勝目を挙げたが、そこから5試合先発し5連敗。6度目の挑戦だったが、またしても足踏みとなった。

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