日本ハム西川遥輝外野手(29)が現役最多となる通算300盗塁を達成した。

8回1死一、三塁の場面で二盗を決め(今季13個目)、節目の記録を刻んだ。通算300盗塁はプロ野球史上30人目。13日ソフトバンク(ペイペイドーム)で1盗塁を決めて阪神糸井と並ぶ通算299盗塁としていたが、自主トレもともに行う背番号7の“先輩”より一足先に300盗塁に到達した。

西川のプロ初盗塁は12年4月1日の西武3回戦(札幌ドーム)。最多盗塁は過去3度受賞(14年、17年、18年)しており、13年から今季まで9年連続で2桁盗塁を継続中。77年から90年まで日本ハムに在籍した島田誠が持つ球団最多盗塁記録まで51盗塁となった。

▼通算300盗塁=西川(日本ハム) 27日の西武12回戦(メットライフドーム)の8回に二盗を決めて達成。プロ野球30人目。初盗塁は12年4月1日の西武3回戦(札幌ドーム)。西川は盗塁死が50度で成功率8割5分7厘。通算300盗塁以上の選手では広瀬(南海)の8割2分9厘を抜く歴代1位の成功率。