ヤクルトは好調だった救援陣が崩れ、9月12、13日以来となる2連敗を喫した。

2点リードの7回から2番手で登板した星が2失点で追いつかれると、9回には守護神マクガフがまさかの3失点。高津監督は「しょうがないですね。疲れはあると思います。彼(マクガフ)だけじゃなくね」と淡々と振りかえった。

打線も3点を追う9回にオスナの12号2ランで1点差に迫るなど、前夜に続いて粘りは見せたが、得点はすべて本塁打によるもの。指揮官は「4回からの5イニングで(6回の)2人しか走者を出せなかった。中盤のところを崩せなかったのが、逃げ切れなかったところにつながっているのかな」と悔やんだ。

9月を13勝8敗5分けの成績で終え、いよいよラストスパートの10月。「いろんな場面で勝負仕掛けてね。全力で戦いたいと思います」。守りに入らず、攻めの気持ちで最後まで戦い抜く。

▽ヤクルト・サイスニード(6回6安打2失点と粘投)「ホームランは打たれたが、その後はしっかり切り替えて投げることができたし、野手の守備と攻撃に助けられた」

▼ヤクルトの優勝マジック点灯は最短で10月2日。2日の条件はヤクルトが1日から広島に○○か○△(順不同)、阪神が中日に●●でM16が出る。

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