東京五輪卓球男子団体で銅メダルを獲得した張本智和(18)が、始球式を行った。

仙台市出身で楽天生命パークでの始球式は3度目。これまでも「大会でも1位を狙う意味で」と背番号1のユニホームを着用しており、この日も「1」を背負って登板した。

振りかぶって投げた球は大きな山なりの弧を描き、捕手が真上にのばした手の上を通過する“暴投”に。「このようなすてきな舞台で投げさせていただいて光栄に思います。楽天生命パーク宮城での始球式は3回目になりますが、投げ終わった今でもドキドキしているくらい、すごい舞台だなと改めて感じています。前回、ゆっくりな球を投げてしまったので強い球を投げようと思ったのですが、とても高く投げてしまいましたね。イーグルスには優勝争いをしている中でぜひリーグ優勝、日本一を勝ち取ってほしいと思っていますので、これからもファンの皆さんと一緒に応援したいと思います」と振り返った。