ロッテが小島和哉投手(25)の完封勝利で、チームの連敗を4で止めた。井口資仁監督(46)は「小島が本当に良く投げてくれたと思います。本当に頼もしい」と10勝目を挙げた左腕をたたえた。

初回にブランドン・レアード内野手(34)の適時打などで2点を先制。バントミスや走塁ミスで追加点を取れず、井口監督も「もう少ししっかりやっていかないと、上になかなか上がっていかないと思います」と厳しかったが、守備も含めて要所をしのぎきり、2得点を守り抜いた。

前日2日の試合後には、選手会長の益田直也投手(31)とキャプテンの中村奨吾内野手(29)を中心に選手ミーティングが行われたという。指揮官は「内容は僕は聞いてないんですけど、いい形でベンチも盛り上がってましたし」と翌日の勝利にひと安心。「残り20試合を切りましたけど、なんとかしっかり戦っていけたらと思います」と話していた。【金子真仁】