ロッテ井口資仁監督(46)が4日、レオネス・マーティン外野手(33)が5日の西武戦(ZOZOマリン)から1軍復帰することを明言した。

井口監督はこの日、マーティンが出場した2軍練習試合のヤクルト戦(ロッテ浦和球場)を視察。ヤクルト寺島から右翼へ本塁打も放ったマーティンについて「今日は本塁打も打ったし、スイングもしっかりとしていた。走ることもできている。本人と話をして『行ける』ということなので、明日から1軍に合流させる予定です。こちらとしても彼がいるといないとでは大きな違い。最後までしっかりと頑張って、チームを引っ張ってほしい」とコメントした。

マーティンは9月19日の日本ハム戦(札幌ドーム)で自打球を右足甲に当て、右足中間楔状(けつじょう)骨骨折で出場選手登録を抹消。打撃練習を経て、3日の2軍戦から実戦に復帰していた。

井口監督は10月1日の報道対応では「順調に行けば」という前提で、DH起用も含め、5日からの1軍合流を示唆していた。今季ここまで25本塁打、70打点をマーク。51年ぶりの勝率1位でのリーグ優勝へ、主砲の戦列復帰は大きい。