3位楽天が4位ソフトバンクと打ち合いの末に引き分け、3ゲーム差を維持した。
1回に浅村が10試合ぶりの1発となる15号ソロで先制。しかし先発早川が直後の1回に中村晃にプロ初の満塁弾を浴びる。5回にもピンチを招いて降板。2番手安楽が栗原に適時打を許し2点差とされる。
それでも打線が奮起。6回に渡辺佳の今季1号ソロ、7回に山崎剛の同点打、岡島の2点打で勝ち越す。
だが、救援陣が踏ん張れない。7回に西口が栗原に、8回に酒居がリチャードにそれぞれソロを浴び、追いつかれた。
この日勝利した首位オリックスに5・5ゲーム差とされた。
以下、石井一久GM兼監督(48)一問一答
-打線が追いつき、追い越した
よく追いついて、追い越したところまでいってくれました。打線が得点をとった後にすぐとられて、ということが3回くらい続いてなかなか追いつけない中、最後バンっと追い越してくれたので、野手がしっかりと結果を出してくれたと思います。
-8番渡辺佳が4安打
(渡辺)佳明は後ろの下位打線の中でうまく回してくれました。
-先発早川は初回の満塁弾が痛かった
そうですね。ちょっと出だしから苦しんでいたかなと思います。点をとられる時は同じ失敗というか、そういうことがくり返されているので、何とか乗り越えてほしいなと思います。
-初回から相手がダブルスチールを仕掛けるなど積極的に攻めてきた
(早川は)なんとかしのげれば良かったですけど、あの回の早川の投球じゃちょっとしのぎようがなかったのかなと思います。その後は何とか0点で抑えていく中で(5回2死一、二塁での)安楽のところは僕の判断の責任になるので、早川に対しては別に何もない。あそこはちょっと代えどころかな、というピッチングでした。
-首位を目指して戦う中で、クライマックスシリーズ進出圏内を争う4位ソフトバンクに引き分け
今日はみんなの気持ちが1つになった試合だと思います。いつも1つになってやっていますけども。結果としては(勝利が)ほしかったですけど、その下の引き分けという結果で最低限終われて、みんなの気持ちを維持して、また明日につながると思います。